実録:しおづくり



〜100円ショップの土鍋で塩をつくる〜


用意したもの
海水・土鍋・コーヒードリップ・どんぶり・皿・スプーン


・海水を汲んできます。今回使用した海水は、N県の某所。風光明美な海岸線で知 られ、 磯
釣りも盛んなところです。 数キロ離れたところに塩作りの工房があります。           
                   







 ・持ち帰った海水をペーパードリップで2回濾過しました。肉眼ではゴミはほとんどありません。
                                                   







 ・使用した海水の量は500ml。効率を良くしようと思い、土鍋を2個用意して。 両方温めてお
  きます。                                                 
 

 ・温まった土鍋の片方に海水を少し入れ、水分を蒸発させます。この後もう一方の土鍋に熱 
 い海水を移し、さらに熱します。これを何度かくり返します。なんとなく口の中がしょっぱくなっ
てきました。(やけどに注意!)                                







・500ml終えたら、濃縮海水を2個の土鍋に半分づつに分けて再び熱します。(火加減注
意!)                                                  





 ・土鍋の周りに硫酸カルシウムらしき白い固まりができてきました。しばらく沸騰させると、土
鍋の底が白く濁ってきました。                                  







・一度火を止めて濃縮海水を取り出します。                           



 ・海水の量は両方の土鍋を合わせて4分の1カップ弱になりました。               
                             
 




左の白いものは鍋にこびりついた物質



・土鍋をきれいにして、また海水を熱します。                           
      




  ・全体が白く固まってきたので火を止めます。中心部のものと鍋の縁に付いたものを別々に
取り出します。                                           
 








・中心部から取り出した少し湿り気のある塩。                          





残った物体



反省:てみじかに作ろうと思い、使用した海水の量が少なかったので塩作りの副産物であるに
がりが出来なかった。いろんなことに効能があるとされる、今人気のにがりを作るために挑戦
するのもいいかも知れない。                                       



参考にさせていただいたサイト様

小橋(おばし)靖(やすし)の「塩の世界」と「鳴門海峡の渦潮(うずしお)

海のミネラルがそのまま「海水から塩」